今年の準備は?知ってるようで知らない結婚記念日のあれこれ
二人で永遠の愛を誓い合ってから毎年迎える特別な日、「結婚記念日」。
それは夫婦ふたりだけの特別な日。 年に一度の大切な記念日を最高の一日にするために何をすればいいのか、悩むものですよね。
「これまでありがとう」「これからもよろしく」の愛情と感謝の気持ちを込めて結婚記念日に贈りたい、そして女性が贈られたいプレゼントについてご紹介いたします。
結婚記念日にはどんなモノが喜ばれるの?
「妻に結婚記念日のプレゼントを贈ったら欲しいものではなかった」とか「こんなにお金を使うなら別のモノが欲しかった」など男性が選ぶ女性へのプレゼントには的はずれなものが多いのは確かです。
女性視点から見て、どんなプレゼントなら喜んでもらえるのか、ぜひ参考にしてみてください。
永遠に残るモノ
やはり女性は刹那的なモノよりも永遠に形に残るモノを好みます。 二人の思い出としていつまでもその時々の感情を思い出せるような形に残るモノを選びましょう。
たとえば指輪やネックレスなどありきたりだけどやっぱりもらって嬉しいのはアクセサリー類かもしれません。デザインなどに好みはあるかもしれませんが、そこはしっかりと事前調査しておくべきかもしれません。
サプライズなギフト
女性はいつまでも愛する人に特別扱いをしてほしいと願っているものです。
そんな気持ちをぜひサプライズにして贈ってみてはいかがでしょうか。
花束や最近では可愛らしいバルーンサプライズもきっと喜ばれるはず。
サプライズの演出を用意してくれた、その気持ちが女性にとっては嬉しいのです。
今年は何年目の結婚式?
結婚記念日は結婚して1年目から60年目(また75年目)に祝う欧米の習慣を言います。
発祥はイギリスと言われており、そこからアメリカへ、いまでは日本でも定着しているイベントです。
ここでは「イギリス式」の結婚記念日について説明します。
・1年目:紙婚式(かみこんしき)
「白紙の状態から将来の夢を願う」との意味からレターセットや日記帳、ノートなどの紙製品を贈ります。
・2年目:綿(藁)婚式(わたこんしき)
「贅沢せずに、質素倹約な暮らしをしましょう」との意味から木綿のハンカチやコットンなどの綿製品を贈ります。
・3年目:革(皮)婚式(かわこんしき)
「革のようにしなやかで、粘り強くお互いを思う」との意味から靴やバッグなどの革製品を贈ります。
・4年目:花婚式(はなこんしき)
「花が咲き、実がなるように、夫婦ふたりがこれからも美しく花開き実を結んでいけるように」との意味から花束やブーケを贈ります。
・5年目:木婚式(もっこんしき)
「5年の区切り、夫婦が固く結ばれ、一本の樹のようにしっかり成長できるように」との意味から額縁や鉢植えの木、テーブルや椅子などを贈ります。またセカンドマリッジリングを購入する時期とも言われています。
・6年目 鉄婚式(てつこんしき)
「鉄のように強く、苦難に負けない人生を送れるように」との意味からペンダントやカフスなどを贈ります。
・7年目:銅婚式(どうこんしき)
「家族や財産など、家庭を取り巻くものが安定してくる時期。銅に例えて、その安定を喜ぶ」との意味からマグカップや鍋などの銅製品を贈ります。
・8年目 ゴム婚式(ごむこんしき)
「ゴムのように粘り強く弾力のある、ちょっとやそっとではちぎれない夫婦の関係を願う」との意味からゴム製品などの弾力性のあるアイテムを贈ります。
・9年目:陶婚式(とうきこんしき)
「大切な陶器を扱うように、亀裂が入ること無く過ごしてきた年月に感謝する」との意味からコーヒーカップや花瓶などの陶器を贈ります。
・10年目:錫婚式(すずこんしき)
「錫(すず)のように美しく、清らかで柔らかさを兼ね備えた夫婦の関係性を願う」との意味からプレゼントにはやかんや花瓶などの錫やアルミ製品などを贈ります。
・11年目:鋼鉄婚式(こうてつこんしき)
「硬く強い鋼のように、しっかりと愛の力で結ばれる二人を願う」との意味から鍋などの鋼鉄製品を贈ります。
・12年目 絹(麻)婚式(きぬこんしき)
「柔らかく艶があり、それでいてサラサラときめ細かいふたりの愛情に感謝する」との意味から絹のスカーフやハンカチなど絹や麻製品を贈ります。
・13年目 レース婚式(れーすこんしき)
「レースのように幾重にも深く織りなしていく愛の証」との意味から手袋やショールなどのレース製品を贈ります。
・14年目 象牙婚式(ぞうげこんしき)
「象牙のように長い歳月を重ね成長し、年を経てるごとに夫婦の絆も強まっていくように」との意味から夫婦箸などの象牙製品を贈ります。
・15年目:水晶婚式(すいしょうこんしき)
「透き通る水晶のような、曇りのない夫婦の信頼関係の証」との意味からアクセサリーなどの水晶やクリスタル製品を贈ります。
・20年目:磁器婚式(じきこんしき)
「磁器のように、年月とともに価値を増していく夫婦の関係を表す」との意味から磁気の食器や置物などを贈ります。20年目の節目としては記念に残る旅行なども喜ばれます。
・25年目:銀婚式(ぎんこんしき)
「結婚生活の一区切りと、いぶし銀のような深みのある美しさ」との意味からスプーンやグラス、カフスなどの銀製品などを贈ります。
・30年目:真珠婚式(しんじゅこんしき)
「夫婦が築きあげてきた大切な30年と、これからのますますの繁栄」との意味から指輪やネクタイピンなどぬい真珠のアクセサリーを贈ります。
・35年目:珊瑚婚式(さんごこんしき)
「35年かけて築いた夫婦の絆を、長い年月を経て成長する「珊瑚」に例えています」との意味からさんごやひすいなどのアクセサリーなどの産後製品を贈ります。
・40年目:ルビー婚式(るびーこんしき)
「40年目のふたりの深い信頼関係を、ルビーの深紅の色に見立て、誠意を表します」との意味からルビーをあしらったアクセサリーなどを贈ります。
・45年目:サファイア婚式(さふぁいあこんしき)
「誠実で徳が高く、周囲の人々に慕われるふたりの結婚生活を表します」との意味からサファイアをあしらったアクセサリーなどを贈ります。
・50年目:金婚式(きんこんしき)
「金色の輝きを得た豊かさという意味が込められています」との意味から金のアクセサリーや金箔をあしらった漆器製品を贈ります。
・55年目:エメラルド婚式(えめらるどこんしき)
「55年目の、深く静かで尊い夫婦の暮らしを表します」との意味からエメラルドをあしらったアクセサリーなどを贈ります。
・60年・75年目:ダイヤモンド婚式
「60周年を祝う式で、長寿と一族の繁栄を意味しています」との意味からダイアモンドをあしらったアクセサリーなどを贈ります。
結婚記念日に贈りたいプレゼント5選
●エタニティリング
やっぱり女性にとってアクセサリーを贈られるのは嬉しいモノ。
結婚5年目にはセカンドリングを贈るなど結婚記念日には親和性の高いアイテムです。
そこで結婚指輪でも婚約指輪でもない特別感のあるエタニティリング。
リングまわりにぐるっとダイアモンドがあしらわれたリングを言います。
エタニティとは英語で「永遠(Eternity)」の意味。結婚記念日に改めて永遠を誓い合うのもいいですね。
●ダーズンローズ
名前の通り、1ダース(12本)のバラを言います。
欧米において1ダースの花束を恋人に贈るころで幸せになれるとされている習慣です。
12本のバラには
「感謝」「誠実」「幸福」「信頼」「希望」「愛情」「情熱」「真実」「尊敬」「栄光」「努力」「永遠」の思いを象徴しています。
男性がプロポーズの際に贈るとされていますが結婚記念日に、この12の思いを改めて伝えるのも素敵なことですよね。
●旅行
子育てや仕事でなかなか二人の時間を楽しむのは大変ですよね。最後にふたりっきりで過ごしたのを覚えてらっしゃいますか?
年に一度の記念日だからこそ思い切って2人だけの旅行を楽しむのもいいかもしれません。ただし、お子さんがいる場合には親など親族の協力がなけらばなかなか実らないかもしれませんね。
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